でっこりぼっこり/高畠 那生

高畠那生作の絵本『でっこりぼっこり』は、2009年に絵本館から出版されました。この絵本は、でこぼこした形状や凹凸をテーマに、ユーモラスで独特なイラストレーションが特徴です。シンプルな構成ながら、子どもたちの想像力を刺激し、視覚的な楽しさを提供します。高畠氏ならではの発想が光る作品で、読者を驚かせる展開が魅力です。

略歴

高畠 那生(たかばたけ なお)さんは、1978年に岐阜県で生まれ、東京造形大学美術学科を卒業されました。2003年に『ぼく・わたし』(絵本館)でデビューし、その後、多くの絵本を手掛けています。代表作には、『カエルのおでかけ』(フレーベル館)や『うしとざん』(小学館)などがあり、これらの作品で日本絵本賞や産経児童出版文化賞ニッポン放送賞などを受賞されています。

おすすめ対象年齢

この絵本の対象年齢は、3歳~6歳程度となっています。シンプルな文章とインパクトのあるイラストレーションで構成されており、小さなお子様でも楽しめる内容です。また、文字数が多くないため、読み聞かせにも適しています。幼児期の子どもたちの想像力や観察力を育む一冊としておすすめです。

レビュー

『でっこりぼっこり』は、シンプルながらも独特の世界観を持つ絵本です。高畠那生氏のユーモアあふれるイラストレーションと、意外性のある展開が読者を引き込みます。子どもたちはページをめくるたびに新しい発見をし、想像力を膨らませることでしょう。また、読み手にとっても、子どもたちの反応を楽しみながら読み聞かせができる作品です。親子で一緒に楽しめる絵本としておすすめです。

タイトルとURLをコピーしました