
三浦太郎さん作の絵本『ゴリラのおとうちゃん』は、2015年にこぐま社から発行されました。この絵本は、木陰でくつろぐゴリラのお父さんと子どもが楽しく身体遊びをする様子を描いています。関西弁のほのぼのとした会話がユーモラスで、親子のスキンシップを深める内容となっています。三浦太郎さんの優しく力強い絵が特徴的で、読んで楽しく、実際に遊んで嬉しい一冊です。
略歴
三浦 太郎
三浦太郎(みうら たろう)さんは、1968年に愛知県西尾市で生まれた絵本作家・イラストレーターです。 大阪芸術大学美術学科版画専攻を卒業後、イラストレーターとして活動を開始し、スイスの出版社La Joie De Lireから『JE SUIS…』で絵本作家としてデビューしました。 その後、赤ちゃん絵本『くっついた』で多くの読者を獲得し、2011年には『ちいさなおうさま』で第58回産経児童出版文化賞美術賞を受賞しています。 近年は絵画作品の制作や子ども向けのワークショップなど、多岐にわたる活動を展開しています。
おすすめ対象年齢
『ゴリラのおとうちゃん』は、1歳から4歳頃の幼児におすすめの絵本です。親子のふれあいをテーマにしており、小さな子どもでも理解しやすいシンプルなストーリーとイラストが特徴です。
レビュー
『ゴリラのおとうちゃん』は、親子のふれあいの大切さを温かく描いた作品です。関西弁の会話が親しみやすく、読んでいて自然と笑顔になります。三浦太郎さんのシンプルで力強いイラストが、ゴリラ親子の愛情を見事に表現しており、小さな子どもたちにも理解しやすい内容です。親子で一緒に読むことで、実際に絵本の中の遊びを真似たり、スキンシップを楽しんだりするきっかけになるでしょう。子どもたちの心に残る、温かい一冊です。
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