ゆびさきちゃんのだいぼうけん/いわい としお

​『ゆびさきちゃんのだいぼうけん』は、いわいとしおさんが2016年7月に白泉社から発行した絵本です。 ​物語は、ママとケンカして家を飛び出した小さな女の子、ゆびさきちゃんが主人公です。​公園のトンネルをくぐると、不思議な動物たちの世界に迷い込みます。​読者は指でゆびさきちゃんの冒険をたどりながら、物語を楽しむことができます。

略歴

いわいとしお(岩井俊雄)さんは1962年、愛知県西尾市生まれのメディアアーティスト・絵本作家です。筑波大学大学院芸術研究科を修了後、実験映像やインタラクティブアートで注目され、1985年には『時間層II』で現代日本美術展大賞を最年少で受賞。テレビ番組『ウゴウゴルーガ』のCG制作や、任天堂『エレクトロプランクトン』、ヤマハとの電子楽器『TENORI-ON』開発など、多岐にわたる創作活動を行ってきました。2006年からは絵本作家としても活動を始め、2008年刊行の『100かいだてのいえ』はシリーズ累計400万部を超える人気作となっています。

おすすめ対象年齢

この絵本の対象年齢は3歳から5歳とされています。 ​指でたどりながら遊べる仕掛けが施されており、小さなお子さんでも楽しめる内容です。

レビュー

『ゆびさきちゃんのだいぼうけん』は、読者が主人公と一緒に冒険しているかのような体験ができる、ユニークな絵本です。​指でたどる仕掛けが物語に臨場感を与え、小さな子どもたちの興味を引きつけます。​また、ゆびさきちゃんが冒険を通じて成長し、最後には家に帰るという展開は、安心感を与えてくれます。​親子で一緒に楽しめる一冊として、おすすめしたい絵本です。

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