
おおのこうへいさん作・絵、雨宮俊彦さん監修の絵本『わらいのひみつ』は、2021年にフレーベル館から出版されました。物語は、笑いが大好きな双子の兄弟・たろうとじろうが、謎のお面をかぶった「笑い仙人」と出会い、「笑い」の仕組みや感情について学んでいくというもの。笑いの理由や、なぜ人は面白いと感じるのかなど、身近な感情を科学的に解き明かす内容が描かれています。ユーモアたっぷりのイラストとストーリーで、子どもたちの科学への興味を引き出す一冊です。
略歴
おおのこうへい
おおのこうへい(大野耕平)さんは、1974年生まれ、東京都出身の絵本作家・イラストレーターです。東京藝術大学デザイン科を卒業後、博報堂のクリエイティブディレクターやCMプランナーとして活躍する傍ら、絵本制作にも取り組んでいます。代表作には『あつまれ!全日本ごとうちグルメさん』や『パンダどうぶつえん』などがあり、ユーモアと独自の視点で子どもたちの心をつかむ作品を多数手がけています。また、ふくべあきひろさんとの共作も多く、素晴らしいコンビとしても知られています。
おすすめ対象年齢
この絵本の対象年齢は、小学校低学年(6歳〜8歳)くらいが目安とされています。ユーモラスなイラストとわかりやすい解説で、年齢問わず幅広く楽しめる内容となっています。
レビュー
『わらいのひみつ』は、笑いのメカニズムを楽しく学べる絵本です。双子のたろうとじろうが「笑い仙人」と出会い、笑いの仕組みや感情について探求するストーリーは、子どもたちの好奇心を刺激します。ユーモラスなイラストとともに、科学的な視点から「笑い」を解説しており、楽しみながら学べる内容です。また、巻末には監修者による解説もあり、大人も一緒に楽しめる一冊となっています。
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