
『Sassyのあかちゃんえほん ちゃぷちゃぷ』は、知育トイブランド「Sassy」と育児用品の「DADWAY」が監修し、LaZOOが絵・文・デザインを手がけた赤ちゃん向け絵本。水の中の生き物たちがカラフルに描かれ、視覚的に赤ちゃんが興味を持つよう、コントラストの強い色使いやシンプルな形が特徴。2017年にKADOKAWAから発行されました。
SassyとDADWAY
Sassy(サッシー)とDADWAY(ダッドウェイ)は、共同で赤ちゃん向けの絵本シリーズ「Sassyのあかちゃんえほん」を監修しています。このシリーズは、赤ちゃんの発達心理学に基づき、視覚や触覚を刺激するデザインが特徴です。カラフルなイラストや多様な素材を使用し、赤ちゃんの好奇心や感覚を育むことを目的としています。
Sassy(サッシー) は、アメリカのベビー用品ブランドです。1980年代に設立され、赤ちゃんの感覚や好奇心を刺激するおもちゃや育児用品を数多く展開しています。Sassyの製品は、独自のデザインとカラフルな配色で知られ、赤ちゃんの成長や発達をサポートすることを目指しています。
Sassyが監修する絵本シリーズ「Sassyのあかちゃんえほん」は、このブランドの理念を反映しており、赤ちゃんの視覚や触覚、好奇心を育てるようにデザインされています。例えば、はっきりとしたコントラストや赤ちゃんが好きな模様(ストライプやドット)を使用することで、赤ちゃんが楽しみながら学べるよう工夫されています。
このシリーズの制作は、LaZOOという日本のデザインチームが担当していますが、Sassyブランドの監修が加わることで、赤ちゃんに適した内容がしっかりと考えられています。
DADWAY(ダッドウェイ)は、1992年に設立された日本の企業で、主にベビー・キッズ用品の企画、輸入、販売を手掛けています。 代表的な取り扱いブランドには、Ergobaby(エルゴベビー)、Sassy(サッシー)、SKIP HOP(スキップホップ)、NUK(ヌーク)などがあります。
同社は、全国のショッピングモールにセレクトショップ「DADWAY」を展開し、オンラインストアも運営しています。 また、室内遊び場やアフタースクール、飲食事業など、多角的な事業展開を行っています。
2022年10月1日に創立30周年を迎え、新たな企業理念として「こどもとワクワクする毎日を」を掲げています。 この理念のもと、子育てをするすべての方々に向けて、商品やサービスを提供し続けています。
LaZOOとは
LaZOO(ラズー)は、絵本を中心とした企画・編集・デザインを手掛けるチームです。代表的な作品として、『あそびのおうさまBOOK』シリーズ(学研プラス)があります。このシリーズは、2000年にボローニャ国際児童図書展でノンフィクション賞を受賞し、世界中で翻訳出版されるなど国際的に高い評価を受けています。
また、LaZOOは『Sassyのあかちゃんえほん』シリーズ(監修:Sassy,DADWAY,KADOKAWA)や、『みて みて おてて』(作:北川チハル、写真:三原由宇/アリス館)など、多彩な絵本の制作にも携わっています。
彼らの作品は、子どもたちの創造力や感性を豊かに育むことを目指しており、手を動かしながら楽しめる内容が特徴です。
おすすめ対象年齢
この絵本は0歳から1歳ごろの赤ちゃんにぴったり。生まれたての赤ちゃんでも認識しやすい、はっきりとした色や形が使われており、視覚の発達を促します。また、「ちゃぷちゃぷ」などの擬音語が楽しく、聴覚の刺激にもなります。親子でのコミュニケーションを楽しむのにも最適な一冊です。
レビュー
この絵本、まず色使いがとっても鮮やかで、赤ちゃんの目を引きます!LaZOOさんのデザインは、赤ちゃんが興味を持ちやすいコントラストの強い色やシンプルな形が満載。水の中の生き物たちが次々と登場し、「ちゃぷちゃぷ」というリズムの良い言葉が繰り返されるので、読み聞かせも楽しくなります。お風呂前のひとときに読むと、赤ちゃんもご機嫌になること間違いなしです。