『しょうがっこうへ いこう』(作:斉藤 洋/絵:田中 六大、2012年 講談社)は、新1年生にぴったり、「遊びながら学べる小学校ハウツー絵本」です。幼稚園と小学校の違いや登校の仕方、授業・給食・下校までの1日の生活をぎゅっと紹介。さらに迷路や間違い探し、クイズなどの仕掛けが満載で、小学校ってこんな感じなんだ!とわくわく伝わってきます。斉藤さんのユーモアのある文章と、田中さんの個性的で細かいイラストが相まって、親子で楽しく読める工夫たっぷりの一冊です。
略歴
斉藤 洋
斉藤洋(さいとう ひろし)は、1952年、東京都江戸川区北小岩生まれの日本のドイツ文学者・児童文学作家です。中央大学法学部を卒業後、同大学院文学研究科ドイツ文学専攻修士課程を修了しました。1986年に『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞を受賞し、作家デビュー。その後も多くの児童文学作品を発表し、亜細亜大学経営学部教授としても活躍しています。主な作品には「ルドルフ」シリーズのほか、「ペンギン」シリーズや「おばけずかん」シリーズ、『しょうがっこうへ いこう』など多数。遊び心あふれる参加型絵本も得意で、子どもたちに楽しく学びを届けています。
田中 六大(絵)
田中六大(たなかろくだい)さんは1980年東京都生まれ。多摩美術大学大学院を修了後、漫画家・イラストレーターとして活動を開始しました。絵本作家としては、内田麟太郎さん作の『だいくのたこ8さん』(くもん出版)でデビュー。その後、『ねこやのみいちゃん』『へいきへいきのへのかっぱ!』『しょうがっこうへ いこう』『おすしですし!』など、多数の絵本で親しまれています。親しみやすいユーモラスな絵柄と、色彩豊かなイラストで幅広い世代に人気。児童書の挿絵や「日曜日シリーズ」などでも活躍しています。
おすすめ対象年齢
この絵本は、小学校入学前後の5〜6歳くらいの子どもにぴったりです。小学校生活の流れを知りつつ、クイズや間違い探しなど遊びながら読むことで、自然と「学校って楽しいな」って思える構成に。入学にドキドキしている親子に、自信と安心を与えてくれる一冊です。
レビュー
読んでいて思わず「これ、あったあった!」と共感しちゃう瞬間がたくさんあります。登校から授業、給食までの流れがまるで小学校の予行練習をしているみたい。しかも、迷路やクイズのページがたくさんあって、遊び心たっぷりなのがすごく良い!斉藤さんの軽やかでユーモアある文章が読みやすく、田中さんの絵が子ども心をくすぐる細かさ。親子でページを開きながら「これ、何かな?」って話すワクワク感が詰まった絵本です。一緒に1年生の準備気分になれますね。