なかがわみちこさんの『パオちゃんのみんなでおつかい』は、1985年にPHP研究所から発行された、今でも愛され続けているロングセラー絵本ですね。 物語は、【ぞうのパオちゃんは友だちと、カレーライスにいれる野菜をかいにいきました。とちゅう風がふいてきて、買い物メモがとんでいってしまいます。】というハプニングから始まります。 飛ばされたメモは、なんとカバのおばさんの鼻の上へ!予期せぬトラブルにみんな大慌てです。でも、ワニちゃんやペンギンちゃんたちと力を合わせて解決していく姿が本当に健気なんです。おつかいのドキドキと、友情の温かさが詰まった素敵な一冊です。
略歴
なかがわ みちこ
なかがわみちこ(仲川 道子)さんは 1948年、東京都生まれ の絵本作家・イラストレーターです。明るく温かい絵柄と、子どもたちの心に寄り添うストーリーで長年親しまれてきました。絵本だけでなく、紙芝居作品も多数手がけ、多くの作品が世代を超えて読み継がれています。代表作には、ぞうのパオちゃんが主人公の「パオちゃん」シリーズ、色とりどりのかえるたちが登場する「10ぴきのかえるシリーズ」、子どもが親しみやすい「かわいいむしのえほん」シリーズなどがあり、どれも幼児~幼児教育現場で人気です。これらの作品はシンプルで楽しい世界観で、親子の読み聞かせにもぴったりです。紙芝居『たんたんとんとん』など、絵本以外でも子ども向け作品に幅広く取り組んでいます。
おすすめ対象年齢
だいたい3歳から5歳くらいがメインの対象年齢みたいです。 自分でお着替えや簡単な手伝いができるようになって、「おつかい」という冒険に興味を持ち始める時期にぴったりです。ストーリーも分かりやすくて、ハラハラドキドキの展開があるので、読み聞かせなら2歳後半からでも十分楽しめると思いますよ。小学生になっても「懐かしい!」って読み返したくなる、そんな優しい魅力がある絵本です。
レビュー
パオちゃんシリーズって、丸みのある優しい絵のタッチが本当に癒やされますよね。この本では「おつかい」という子供にとっての大冒険が描かれていますが、トラブルが起きた時のパオちゃんたちの困り顔がたまらなく可愛いんです! メモがなくなって「どうしよう」ってなる場面は、読んでる子供たちも一緒にハラハラしちゃいます。でも、そこからみんなで知恵を絞って乗り越える展開は、協調性を育むのにすごく良いと思います。最後は大好きなカレーライスを囲むハッピーエンドで、読んでいるこっちまでお腹が空いてきちゃいます。 「失敗しても大丈夫、友達がいるよ」っていう安心感が伝わるので、お友達との関わりが増えてきた子にぜひ読んであげてほしいですね。


