あー・あー/三浦 太郎

三浦太郎さんの絵本『あー・あー』は、2013年に童心社から出版されました。​この絵本は、やぎの「めー・めー」や牛の「もー・もー」など、動物たちの鳴き声や擬音語を繰り返しながら進行します。​シンプルで温かみのあるイラストと、赤ちゃんが親しみやすい音の組み合わせが特徴です。​赤ちゃんと一緒に声に出して読むことで、言葉のリズムや響きを楽しむことができます。

略歴

三浦 太郎

三浦太郎(みうら たろう)さんは、1968年に愛知県西尾市で生まれた絵本作家・イラストレーターです。 大阪芸術大学美術学科版画専攻を卒業後、イラストレーターとして活動を開始し、スイスの出版社La Joie De Lireから『JE SUIS…』で絵本作家としてデビューしました。 その後、赤ちゃん絵本『くっついた』で多くの読者を獲得し、2011年には『ちいさなおうさま』で第58回産経児童出版文化賞美術賞を受賞しています。 近年は絵画作品の制作や子ども向けのワークショップなど、多岐にわたる活動を展開しています。

おすすめ対象年齢

この絵本の対象年齢は0歳から1歳とされています。​赤ちゃんが初めて触れる絵本として、視覚的にも聴覚的にも楽しめる内容となっています。

レビュー

『あー・あー』は、赤ちゃんの言葉の発達を促す素晴らしい絵本です。​動物たちの鳴き声や擬音語を繰り返すシンプルな構成ながら、赤ちゃんの興味を引きつける工夫が随所に見られます。​親子で一緒に声に出して読むことで、コミュニケーションの楽しさを実感できるでしょう。​また、三浦太郎さんの温かみのあるイラストが、読み手と聞き手の心を和ませてくれます。

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