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『アンパンマンともぐりん』は、やなせたかしさん作・絵による絵本で、2006年にフレーベル館から刊行されました。ばいきんまんが作ったロボット「もぐりん」が森で大暴れ!次々と自然を破壊して大混乱。アンパンマンはジャムおじさんからあんこがたっぷり詰まったカバンを受け取り、もぐりんを追いかけます。迫力満点の展開とユーモアが詰まった、読み応えのある一冊です。
略歴
やなせ たかし
やなせたかしさんは1919年、高知県に生まれました。戦後は広告デザインやイラストの仕事を経て、詩や童話、漫画の世界へ。1973年に『あんぱんまん』を発表し、1988年からアニメ化され大ブレイクしました。アンパンマンの主題歌「アンパンマンのマーチ」の作詞も本人が手がけています。テーマは“本当の正義とは何か”。晩年も精力的に活動を続け、2013年に94歳で逝去。子どもたちに“やさしさの心”を伝え続けた、日本を代表する作家です。
おすすめ対象年齢
この絵本は、3歳から6歳くらいの子どもたちにおすすめです。乗り物やロボットに興味を持ち始めた子どもたちにぴったりで、読み聞かせにも最適です。ストーリーの中で、協力することや思いやりの大切さも自然と学べます。
レビュー
もぐりんの登場で、アンパンマンの世界がさらに広がった感じがします。ばいきんまんの発明が暴走する様子や、アンパンマンの勇敢な姿が描かれていて、読んでいてワクワクしました。子どもたちも「もぐりん強そう!」と大興奮。友情やチームワークの大切さも描かれていて、心温まる作品です。
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