まるさんかくぞう/及川 賢治 竹内 繭子

『まるさんかくぞう』は、色と形をテーマにした赤ちゃん向けの絵本です。「まる」「さんかく」「しかく」「ぞう」など、シンプルな言葉と鮮やかな色彩で構成されており、赤ちゃんが初めて触れる絵本として最適です。ページをめくるたびに、形や色が積み重なり、リズミカルな言葉の繰り返しが楽しめます。赤ちゃんの視覚と聴覚を刺激し、形や色の認識を促す内容となっています 。

略歴

100%ORANGE

及川賢治さん(1975年生まれ)と竹内繭子さん(1974年生まれ)は、夫婦でイラストレーター・絵本作家ユニット「100%ORANGE(ひゃくパーセント・オレンジ)」として活動しています。及川さんは多摩美術大学グラフィックデザイン科を卒業し、竹内さんは文化服装学院を卒業。ともに千葉県出身で、現在は東京都在住です。1996年頃、大学生だった及川さんが高校時代の同級生である竹内さんとユニットを結成し、プリントゴッコを使ったポストカードの制作・販売から活動を開始しました。その後、出版社やアートディレクターからの声がかかり、イラストレーション、絵本、漫画、オリジナルグッズ制作など幅広く活動を展開しています。2007年には『よしおくんがぎゅうにゅうをこぼしてしまったおはなし』(岩崎書店)で第13回日本絵本賞大賞を受賞しました。

おすすめ対象年齢

この絵本は、0歳から2歳の赤ちゃんを対象としています。色や形の認識が始まるこの時期に、視覚的な刺激と簡単な言葉の繰り返しが、赤ちゃんの興味を引きつけます。読み聞かせを通じて、親子のコミュニケーションを深めるのにも適しています 。

レビュー

『まるさんかくぞう』は、シンプルながらも赤ちゃんの興味を引く要素が詰まった絵本です。鮮やかな色使いと形の組み合わせが視覚的に楽しく、言葉のリズムも心地よいです。読み聞かせをする中で、赤ちゃんが形や色に反応する様子を見るのは嬉しいものです。また、親子で一緒に楽しめる内容で、初めての絵本としてもおすすめです。

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