
『たまごのうた』は、市原淳さんが描いた、童謡「たまごのうた」をもとにしたうた絵本です。初版は2017年にフレーベル館から刊行され、2022年2月には読み聞かせ動画のQRコード付きの新装版が発売されました 。絵本には、まあるいたまごがぱちんと割れて何が出てくるのか、ワクワクしながら楽しめる内容が描かれています。市原さんの愛らしいイラストとともに、親子で手遊びや歌を楽しむことができます。また、YouTubeの「べるくまの絵本読み聞かせパーク」でも紹介されており、動画と一緒に楽しむこともできます 。
略歴
市原 淳
市原 淳(いちはら じゅん)さんは、愛知県出身のイラストレーター・絵本作家で、大阪芸術大学デザイン学科を卒業。2009年にはオリジナルキャラクター「Poppets Town」がカナダでアニメ化され、世界約100カ国で放送されました。絵本作品には『もいもい』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)のほか、『ふたごのひつじ ポコとモコ』(ポプラ社)、『ゆうびんやさんのココリさん』(講談社)などがあります。また、雑貨や広告のイラストレーションも手がけ、多方面で活躍中です。
おすすめ対象年齢
『たまごのうた』は、0歳から2歳ごろの赤ちゃんにぴったりです。赤ちゃんとのスキンシップやコミュニケーションのきっかけとして、また、手遊びや歌を通じて親子で楽しい時間を過ごすことができます。ゆったりとしたリズムの歌と可愛らしいイラストが、赤ちゃんの興味を引き、読み聞かせに最適な一冊です。
レビュー
『たまごのうた』は、シンプルながらも心温まる絵本です。市原淳さんの柔らかなイラストが、たまごの中から何が出てくるのかというワクワク感を引き立てています。歌に合わせてページをめくることで、赤ちゃんの好奇心を刺激し、親子のコミュニケーションが自然と生まれます。また、読み聞かせ動画のQRコードが付いているので、初めての方でも安心して楽しめる点も魅力的です。赤ちゃんとの大切な時間を彩る一冊として、多くの家庭におすすめしたい絵本です。