
『ガタンゴトンしょうてんがい』は、電車の中が商店街になっているというユニークな設定の絵本です。コウくんとおかあさんが乗った電車には、パン屋さん、さかな屋さん、本屋さんなど、さまざまなお店が並んでいます。途中、トンネルに入るとおばけたちのお店も登場します。2025年、PHP研究所より出版されました。
略歴
古沢 たつお
古沢たつおさんは1976年、東京都生まれの絵本作家です。幼少期から絵を描くことが好きで、3歳から絵を描き始め、7歳で長編マンガを描くなど、早くから創作活動に親しんでいました。専門学校でイラストを学び、卒業後はコスメティックサロンのDM制作などを経て、絵本のワークショップ「あとさき塾」で学び、絵本作家としてデビューしました。猫好きが高じて『100ぴきかぞく』シリーズを手がけるなど、動物をモチーフにした作品が多いのが特徴です。
おすすめ対象年齢
『ガタンゴトンしょうてんがい』は、4歳から5歳のお子さまを対象とした絵本です。電車やお店、動物たちが登場する楽しいストーリーは、好奇心旺盛な子どもたちの想像力を刺激します。また、親子で一緒に読むことで、会話が弾み、読み聞かせにも最適な一冊です。
レビュー
この絵本を読んで、電車の中に商店街があるという発想に驚きました。パン屋さん、さかな屋さん、本屋さんなど、さまざまなお店が並ぶ車両を進んでいくコウくんとおかあさんの冒険は、読んでいてワクワクします。特に、トンネルに入るとオバケたちのお店が現れるシーンは、ちょっぴりドキドキして楽しいです。トンネルを抜けるとオバケたちが見えなくなるのも面白いです。細かく描かれたイラストも魅力的で、何度もページをめくりたくなります。子どもだけでなく、大人も楽しめる絵本だと思いました。
リンク