いないいないばああそび/きむら ゆういち

『いないいないばああそび』(作:きむらゆういち、偕成社、1988年発行)は、「いないいない…ばあ!」のやりとりが楽しめる赤ちゃん向けのしかけ絵本です。動物たちが次々に「ばあっ!」と顔を出して、赤ちゃんの好奇心と笑顔を引き出します。絵もカラフルでかわいく、繰り返し読んでも飽きない一冊。厚紙のボードブック仕様で、めくりやすく丈夫なのも安心です。赤ちゃんとのふれあいタイムにぴったりな、読み聞かせの定番絵本です。

略歴

きむら ゆういち

きむら ゆういちさん(本名:木村 裕一)は、1948年東京都生まれ。多摩美術大学を卒業後、造形教育の指導やテレビ幼児番組のアイディアブレーンなどを経て、絵本・童話作家として活躍されています。代表作には『あらしのよるに』シリーズ(講談社)や『あかちゃんのあそびえほん』シリーズ(偕成社)などがあり、国内外で1000冊以上の著書があります。『あらしのよるに』で講談社出版文化賞絵本賞、産経児童出版文化賞JR賞を受賞。また、純心女子大学の客員教授も務められています。

おすすめ対象年齢

『いないいないばああそび』は、0歳〜2歳ごろの赤ちゃん向けの絵本です。赤ちゃんが反応しやすい「いないいないばあ」の遊びが中心なので、読み聞かせデビューにもぴったり。視覚的にも分かりやすく、繰り返し読んであげることで、親子のコミュニケーションにもつながります。

レビュー

赤ちゃんの笑顔が見たくて選んだ一冊。ページをめくるたびに「ばあっ!」と元気な動物たちが登場して、思わずこちらまで笑顔になりました。言葉はシンプルだけど、何度でも読みたくなるリズム感と、動物たちの可愛らしい表情がとても魅力的。子どもが何度も自分でページをめくって遊べるのもいいですね。小さな手にちょうどよいサイズと丈夫なつくりで、安心して渡せる絵本でした。

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