『しましまぐるぐるめくってぱ!』は、かしわらあきお氏による赤ちゃん向けの仕掛け絵本で、2023年に学研から発行されました。この絵本は、赤ちゃんに人気の「いっしょにあそぼ」シリーズの一冊で、視力が未発達な赤ちゃんでも注目しやすいコントラストの強い配色と、「かお」のイラストが多く描かれています。めくることで絵がダイナミックに変化し、オノマトペ(擬音語)を楽しみながら、想像力を育むことができます。親子のコミュニケーションのきっかけにも最適な内容となっています。
略歴
柏原晃夫(かしわらあきお)氏は、1969年兵庫県生まれの絵本作家、イラストレーター、デザイナーです。神戸デザイナー学院グラフィックデザイン科を卒業後、京田クリエーションに所属し、クリエイティブディレクターとして活動しています。2004年に「えいごえほん」シリーズで絵本作家としてデビューし、以降、『しましまぐるぐる』などの「いっしょにあそぼ」シリーズや、「ゆびあそぶっく」シリーズなど、乳幼児向けの作品を多数手掛けています。また、2012年には『ちょんちょんちょん(ゆびあそぶっく)』で第1回デジタルえほんアワードのグランプリを受賞するなど、その活動は多岐にわたります。
現在も絵本作家として活動を続け、子どもの好奇心や想像力を育むことを目的とした作品を制作しています。かしわらさんの絵本は、遊び心にあふれ、子どもたちが楽しみながら学びや成長を感じられる内容で、多くの読者に親しまれています。
おすすめ対象年齢
対象年齢については、視力が未発達な赤ちゃんでも楽しめるようにデザインされており、特に0歳から2歳のお子様におすすめとされています。コントラストの強い配色や「かお」のイラストが多く、赤ちゃんの興味を引く工夫がされています。また、めくることで絵が変化する仕掛けが豊富に盛り込まれており、親子で一緒に楽しみながら、想像力やコミュニケーション能力を育むことができます。
レビュー
この絵本は赤ちゃんの興味を引く工夫が随所に施されており、親子で楽しい時間を過ごすのに最適だと感じました。めくるたびに絵が変化し、赤ちゃんの好奇心を刺激します。読み聞かせによって言葉の発達にも良い影響を与えるでしょう。さらに、コントラストの強い配色や「かお」のイラストが視覚的にも赤ちゃんの興味を引くデザインとなっています。親子のコミュニケーションを深めるツールとして、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。