
『すべりだい』は、新井洋行さんが作・絵を手がけた、2019年に鈴木出版から刊行された絵本です。公園の人気者「すべりだい」を舞台に、さまざまな動物たちが登場し、滑っていく様子が描かれています。動物たちの体の一部や色、形をヒントに、「誰が滑っているのかな?」と当てっこしながら楽しめる内容です。すべりだいの表情にも注目で、読み聞かせにもぴったりの一冊です。
略歴
新井 洋行
新井洋行(あらい ひろゆき)さんは、1974年東京都生まれの絵本作家、デザイナーで、東京造形大学非常勤講師も務めています。東京造形大学造形学部デザイン学科を卒業後、セガに勤務し、その後独立して絵本作家としての活動を開始しました。代表作には『れいぞうこ』(偕成社)、『いろいろ ばあ』(えほんの杜)、『ちゅうちゅうたこかいな』(講談社)などがあり、子どもたちの興味を引くユニークな作品を多数手掛けています。
おすすめ対象年齢
この絵本の対象年齢は、2歳から5歳頃のお子さんです。シンプルな繰り返しのリズムと、動物たちの滑る動作が直感的に楽しめます。言葉がまだ少ないお子さんでも、親子でコミュニケーションを取りながら読むのに最適です。初めて出会う絵本としてもおすすめです。
レビュー
この絵本は、すべりだいが大好きな子どもたちにぴったりの一冊です。動物たちが次々と滑ってくる様子に、ページをめくるたびにワクワクします。「誰が滑ってくるのかな?」と当てっこしながら読むことで、親子のコミュニケーションも深まります。シンプルな構成ながら、繰り返し読みたくなる魅力があります。絵もやさしく、安心感があり、読み聞かせの時間が楽しくなること間違いなしです。
リンク