うんこダスマン/村上 八千世

​『うんこダスマン』は、村上八千世さんが文を、せべまさゆき氏が絵を担当した絵本で、2001年にほるぷ出版から刊行されました。 ​この作品は、子どもたちが排泄の大切さを理解し、健康的な生活習慣を身につけることを目的としています。​物語では、うんこが出ないときに「うんこダスマン」になって元気にうんこを出そうと呼びかけ、生活習慣の見直しが健康な体と排泄につながることを教えています。親子で笑いながら読める、排便トレーニングの導入にもぴったりの一冊です。

略歴

村上 八千世

村上八千世さんは1965年、大阪府生まれの幼児施設環境コンサルタント・絵本作家です。​早稲田大学大学院修士課程(発達心理学)を修了後、アクトウェア研究所を設立し、代表を務めています。​トイレなどの排泄環境をはじめ、子どもの保育・教育環境に対する提案を、建築・設備などのハード面と、保育・教育プログラムなどのソフト面の両方から行っています。​主な著書に『ぶりっぺ すかっぺ』や『うんこダスマン』、『うんぴ・うんにょ・うんち・うんご』などがあります。

せべ まさゆき(絵)

せべまさゆき氏は、絵本作家・イラストレーターとして活躍しており、子ども向けの絵本や児童書の挿絵を多数手掛けています。​代表作には『じしん・つなみ どうするの?』や『うんぴ・うんにょ・うんち・うんご』などがあり、子どもたちにわかりやすく、親しみやすいイラストで定評があります。

おすすめ対象年齢

この絵本の対象年齢は3歳から7歳以上とされています。 ​幼児から小学校低学年の子どもたちが、排泄について楽しく学ぶことができる内容となっています。

レビュー

『うんこダスマン』は、子どもたちが排泄を恥ずかしがらず、前向きにとらえるきっかけになる絵本だと思いました。うんちというテーマを楽しく、そして実用的に描くことはなかなか難しい中で、この絵本は明るくユーモアたっぷり。特に、主人公が「うんこダスマン」になるという展開は子どもの心をつかみやすく、読み聞かせでも盛り上がりそうです。親子で一緒に笑って読める、健康教育にも役立つ絵本です。

🍚 あさごはんいただきのじゅつ

胃腸を動かすスイッチになる朝食は、うんちを出す準備の第一歩!これで腸が「よーし動くぞ」と目を覚まします。

💧 おみずごっくんのじゅつ

体にうるおいを与えることで、うんちが硬くなりすぎないようにサポート!スムーズな排便を助けてくれます。

🥦 やさいでせんいのじゅつ

繊維たっぷりの野菜は、うんちのかさを増やして出しやすくしてくれます。にんじんやブロッコリー、大根も大活躍!

🤸‍♀️ からだのびのびのじゅつ

運動やストレッチで腸の働きを活発に!ジャンプしたり、ぐーんと伸びたりすることで腸も元気になります。

🚽 うんこたいむのじゅつ

毎日決まった時間にトイレに行く習慣をつけることで、体が「今だ!」と排泄しやすくなります。リラックスも大事。

これらの術はすべて、子どもたちの“うんち力”を高めるヒーローの必殺技!まるで忍者や変身ヒーローになった気分で、生活習慣が身につけられるのが、この絵本の大きな魅力です✨

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