
宮西達也さんの絵本『きみはほんとうにステキだね』は、2004年にポプラ社から発行されました。この作品は、世界一あばれんぼうで意地悪なティラノサウルスが、海に落ちておぼれかけた際、心優しいエラスモサウルスに助けられることから始まります。エラスモサウルスの無償の優しさに触れたティラノサウルスは、次第に愛しく思うようになりますが、自分の過去の行いを正直に話せず、嘘をついてしまいます。物語は、友情と自己受容の大切さを感動的に描いています。
略歴
みやにし たつや
みやにし たつや(宮西達也)さんは1956年、静岡県駿東郡清水町に生まれました。日本大学芸術学部美術学科を卒業後、人形美術やグラフィックデザイナーとしての経験を積み、その後絵本作家としての道を歩み始めました。代表作には『おまえうまそうだな』や『おとうさんはウルトラマン』シリーズなどがあり、これらの作品で数々の賞を受賞しています。また、紙芝居やプラネタリウムの作品制作、エッセイ執筆など、多岐にわたる活動を展開しています。
おすすめ対象年齢
本書の対象年齢は、主に3歳から5歳とされています。 実際に読んだ感想として、絵本好きの子どもであれば6歳後半でも楽しめる内容です。
レビュー
この絵本は、ティラノサウルスとエラスモサウルスの友情を通じて、優しさや自己受容の大切さを伝えています。ティラノサウルスがエラスモサウルスの無償の優しさに触れ、心の変化を遂げる様子が感動的に描かれており、子どもだけでなく大人の心にも響く作品です。過去の自分を受け入れ、今の自分を大切にすることの重要性を教えてくれる、心温まる一冊です。
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