バナナくん/さとう めぐみ

『バナナくん』は、「おいしいもり」シリーズの第6弾。虫が苦手でちょっと臆病なバナナくんが主人公です。ある日、かくれんぼ中にコバエが近づいてきて大騒ぎ!やくみレンジャーが助けに来るものの、コバエたちは手強い相手。そんな中、バナナくんが勇気を出して立ち向かいます。ユーモラスな展開とカラフルなイラストが魅力的で、子どもたちの好奇心をくすぐる一冊です。

略歴

さとう めぐみ

さとう めぐみさんは、東京都生まれの絵本作家・日本画家です。東京藝術大学大学院美術研究科日本画専攻を修了し、動物をモチーフにした日本画の表現と絵本創作を続けています。代表作には、「おいしいもり」シリーズ(PHP研究所)や「まじょ」シリーズ(ハッピーオウル社)、「くものこ くー」シリーズ(教育画劇)などがあります。『まじょのほうき』で第4回ようちえん絵本大賞を受賞し、『おべんとう』で第9回MOE絵本屋さん大賞2016パパママ賞を受賞するなど、多くの作品で評価を得ています。彼女の作品は、食べ物や動物をキャラクターにしたユーモラスで温かみのあるストーリーが特徴で、子どもたちに親しまれています。

おすすめ対象年齢

『バナナくん』の対象年齢は4歳から6歳程度です。物語の展開や登場キャラクターの個性が、幼児期の子どもたちの興味を引きつけ、楽しみながら読める内容となっています。

レビュー

『バナナくん』は、臆病なバナナくんが困難に立ち向かう姿を描いた、勇気と友情の物語です。やくみレンジャーのユニークな登場や、カラフルで表情豊かなイラストが、読者の心を引きつけます。子どもたちが自分の弱さを乗り越える勇気を持つことの大切さを、楽しく伝えてくれる一冊です。

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