『もう ママったら!』は、寺島ゆかさんが作・絵を手がけた、親子のやりとりをユーモラスに描いた絵本です。2013年に文溪堂から刊行されました。朝ごはんを食べていると、ママは「はやく! はやく!」と怒ってばかり。娘も「ママのいじわる! だいっきらい!」と怒り返します。すると怒ったママが仕掛けてきたのは、なんと「おならこうげき」! さらに「はなくそこうげき」まで飛び出して、親子のケンカは思わぬ方向へ進んでいきます。毎日の子育てでついイライラしてしまうママの姿を、思いきりナンセンスで笑えるお話にした作品です。寺島さん自身も、子どもだけでなくお母さんも楽しめる絵本を作りたいという思いから物語を考え、絵本ワークショップ「あとさき塾」で何度も描き直して完成させたと語っています。
略歴
寺島 ゆか
寺島ゆかさんは、宮城県生まれの絵本作家・イラストレーターです。社会人として働いた経験を経て、アメリカ・ニューヨークのシラキュス大学でイラストレーションを学びました。帰国後は絵本の制作に取り組み、2013年には自身が作・絵を手がけた『もう ママったら!』を文溪堂から刊行。『マンドリルおじさんのおなら』では絵を担当し、その後も『よるのようふくやさん』『ねこはちときんとっと』など、ユーモアのある楽しい絵本を発表しています。『もう ママったら!』についてのインタビューでは、子どもだけでなく、お母さんも楽しめる絵本を作りたいという思いから作品を考え、「あとさき塾」に通って企画を何度も練り直したことも語っています。
おすすめ対象年齢
『もう ママったら!』の対象年齢の目安は3歳から5歳頃です。身近な親子のやりとりをテーマにしたストーリーなので、幼児期の読み聞かせに最適です。「おならこうげき」や「はなくそこうげき」といった子どもが大好きな笑いどころも満載!読者レビューでも4〜6歳の子どもや大人から高く評価されており、親子で一緒に楽しむのにちょうどいい一冊ですね。
レビュー
「もうママったら!」っていうタイトルからしてあるある感満載なんですが、ページをめくると「おならこうげき」や「はなくそこうげき」まで飛び出して、思わず大爆笑!「はやくしなさい!」と怒るママに子どもが反発する日常のバトルを、可愛い犬の親子として描いているのが最高におもしろいです。いつも威張っている(?)ママの立場が逆転しちゃう展開には、大人もクスッと来ちゃいますよ。「子育て、ちょっと肩の力抜こうかな」って思わせてくれる、親子で大笑いしながら読みたい一冊です!

