『なにができるでしょーか?』は、大森裕子さんによる絵本で、2015年に白泉社から出版された作品。『なにからできているでしょーか?』の姉妹編として登場し、ばらばらの部品やパーツが少しずつ組み立てられていき、最後に子どもたちの大好きな乗り物や道具へ変わっていく楽しさを描いています。「これなにかな?」「何ができるんだろう?」と想像しながら読み進められる構成になっていて、クイズ感覚で夢中になれます。細かなパーツの絵や組み立ての過程も丁寧に描かれていて、ものづくりへの興味を自然に引き出してくれる一冊です。大森裕子さんらしい、にぎやかで楽しいイラストも魅力で、読み聞かせでは親子の会話がどんどん広がります。
略歴
大森 裕子
大森裕子(おおもりひろこ)さんは、1974年神奈川県生まれの絵本作家です。東京藝術大学大学院在学中からフリーランスとして活動をスタートし、ユーモアと観察力あふれる作品を数多く手がけています。食べ物や動物、乗り物など、子どもが夢中になりやすいテーマを、細かく楽しいイラストで描くのが魅力です。代表作には『わすれていいから』『なにができるでしょーか?』『ねこのずかん』『ちかてつ もぐらごう』『へんなおばけ』などがあります。眺めるだけでも発見が多く、子どもが何度も読みたくなる作品を生み出している人気作家さんです。
おすすめ対象年齢
対象年齢は3歳〜5歳くらいが目安です。形やパーツを見ながら「これは何になるかな?」と考える楽しさがあり、乗り物や機械が好きな子どもには特にぴったりです。難しい説明は少なく、絵を見て直感的に楽しめる内容なので、小さな子どもでも読みやすいです。組み立ての過程を見ることで観察力や想像力も育ちそうですし、親子で一緒に予想しながら読むとかなり盛り上がる絵本です。
レビュー
この絵本は、「完成するまでのワクワク」をたっぷり味わえる作品でした。最初はばらばらだった部品が次のページでは形になっていきます。ページをめくるたびに「次はなんだろう?」と引き込まれます。完成した瞬間の達成感も気持ちよく、子どもが夢中になる理由がよくわかりました。細かなイラストをじっくり眺めるのも面白く、乗り物好きの子なら何度も読み返したくなりそうです。読み聞かせでは「これタイヤかな?」「ここが動きそう!」と自然に会話が生まれるので、親子時間にもぴったりだと感じました。遊び感覚で想像力を広げられる、楽しい参加型絵本です。


